14. 歯磨き


今回は、歯磨きの観察データを元にして

グループワークを行いました。

その内容は、歯磨きにおいて

Value : 得られる価値

Active : 動作のプロセス

Interaction : 使用するツール 3つを

考えるというものでした。

中には「ダイエット」という価値を

見出したグループがあり

その新しいモノの見方に感心しました。

自分は、歯磨き=エチケット・

歯を健康に保つ手段としか

捉えていなかったので、このように

色々な角度からの意見を聞くのは

為になります。


そして、課題として提議された

「鏡に内蔵されたAIに口内を見せて

磨き残しや歯の健康状態などの

フィードバックを得る」という

架空のシステムで追加される

であろう事を以下の通りに考えました。


< Value >

・治療費の削減 (通院回数の減少)

・ユーザーの歯並びに応じた

   正しい手順の提案

・エチケットの改善 (例: 口臭の数値化)

・データの記録 (時間や歯の状態など)

・子供に自主的な歯磨きを促す

・子供に対する歯磨き指導の参考

・最適なツールがカスタマイズされる

・歯ブラシの交換時期の把握

・歯年齢の診断


< Active >

AIの電源を点ける・消す

・項目を選択する

画面をタップする、喋りかける等

・鏡を見続ける

・歯を鏡に見せる

・フィードバックを待つ


< Interaction >

・画面を映し出す鏡や壁


・コンパクトなAI機器

鏡への内蔵は使用場所が

   限られてしまうので

   超短焦点プロジェクターのような

   AI機器で画面を映し出す。


・アプリ

: 子供に自主的な歯磨きを

   促す為には、楽しさと義務感を

   感じられる環境提供が重要だと

   思うので、歯上にアプリを投影する。


スマートフォン

: 改善点の提示に併せてツールを

   推奨してスマートフォンから注文。


・歯ブラシ(小型カメラ内蔵)

鏡に口内を見せるだけでは診断できる

   項目が限られていると思うので

   小型カメラを内蔵した歯ブラシを

   連動させることで

   より詳細なデータを記録する。


この仕組みは客観的なフィードバックを

気軽に得られる為、潜在的なトラブルや

将来の負担が減ると思いました。