4. 計画
今日は「子供たちのものづくりのきっかけ
を探るべく、工作過程におけるつまづきの
パターンを観察する」というテーマに
関して留意することやその事前準備
について案を考えました。
ものづくりの経験をふまえたり
子供の行動傾向を元に考えたりした中での
最終的な意見を簡単に以下にまとめると
《事前準備》
①不器用な人が工作を体験する。
→つまづきそうなポイントを知る
(要因は器用さか道具の構造か)
②子供たちが工作を投げ出しそうな時の
サポートとして、ヒントか答えのどちらを
提示してほしいか示せるような
道具を置いておく。
《観察する際の留意点》
①観察者同士は固まらず、観察している
ことを子供たちに悟られないようにする。
②工作がスムーズにいっている時や
子供たちが出来栄えを見せびらかす
ような瞬間を見逃さない。
③必要に応じて簡単な質問をする。
→自分が考えるつまづきのパターンと
差異があるのか確かめる
観察者は壁に止まったハエのように
すなわち「いるけどいないように
立ち振る舞う」ことが重要であると
学びました。確かに、誰かに逐一
見られ続けるのは想像以上にストレスの
かかることだと思うので、事前にこうして
留意点を認識することで、被観察者の気が
散らないように工夫し、無駄のない観察を
するべきだと感じました。
実際に、観察かつサポートを行う際には
工作に没頭する中で生まれる
子供たちの“主体性”や“達成感”などを
損ねないようにしようと思います。