4. 計画
今日は「子供たちのものづくりのきっかけ
を探るべく、工作過程におけるつまづきの
パターンを観察する」というテーマに
関して留意することやその事前準備
について案を考えました。
ものづくりの経験をふまえたり
子供の行動傾向を元に考えたりした中での
最終的な意見を簡単に以下にまとめると
《事前準備》
①不器用な人が工作を体験する。
→つまづきそうなポイントを知る
(要因は器用さか道具の構造か)
②子供たちが工作を投げ出しそうな時の
サポートとして、ヒントか答えのどちらを
提示してほしいか示せるような
道具を置いておく。
《観察する際の留意点》
①観察者同士は固まらず、観察している
ことを子供たちに悟られないようにする。
②工作がスムーズにいっている時や
子供たちが出来栄えを見せびらかす
ような瞬間を見逃さない。
③必要に応じて簡単な質問をする。
→自分が考えるつまづきのパターンと
差異があるのか確かめる
観察者は壁に止まったハエのように
すなわち「いるけどいないように
立ち振る舞う」ことが重要であると
学びました。確かに、誰かに逐一
見られ続けるのは想像以上にストレスの
かかることだと思うので、事前にこうして
留意点を認識することで、被観察者の気が
散らないように工夫し、無駄のない観察を
するべきだと感じました。
実際に、観察かつサポートを行う際には
工作に没頭する中で生まれる
子供たちの“主体性”や“達成感”などを
損ねないようにしようと思います。
3. パターン
2. アイデア
「絆創膏の新商品を開発する」という
テーマでワークを行いました。
《個人で新商品のアイデアを考える時間》
既製品の使用上の不便さが
なかなか思い出せず、新商品を考える事に
時間がかかっていました。そんな自分とは
対照的に、早い段階でアイデアを続々と
書き出す周りの様子に、焦ると同時に
即時の対応力の必要性を痛感しました。
《グループでアイデアを発表し合う時間》
グループの1人から自分が提案した商品は
既存の物であるという指摘を受けました。
その時、すぐに自分の案を取り下げたの
ですが、今考えるとその既製品の特徴を
聞き出して、その商品にはない機能や
デザインを見出し、再度提案すれば
よかったと思います。
《ケガ人役の行動観察》
絆創膏を貼るまでの段階を観察した際
動作と発言を同時に記録することは難しく
動作はある程度一緒だからと、発言だけに
集中していました。しかし、単に
「箱を開ける」という行動の中にも
箱の表面を見る、裏返す
開け口を確認する、開ける という動作が
含まれており、ただアバウトに記すだけ
ではダメだということを学びました。
今後は「どのように行動しているか」、
細かなところまで深く観察していきます。
《新商品の最終提案》
行動観察から発見した事を付箋に
書き出していき、その結果をふまえて
グループ毎にペルソナを定め、新商品を
考え出しました。ペルソナの特徴を
具体的に挙げる時に自分の負の部分が
露呈した気がしましたが、何とか
案を決定することができて良かったです。
そして、プレゼンの際には
自分の発表の拙さを感じたので、
短い間に内容を整理して、
できる限り細かく・分かりやすく伝える力
を身につける必要があると感じました。
また、発表の際に聞き手の1人が
凄く頷いて聞こうとする姿を示してくれた
ことが嬉しく、話しやすかったので
反応を示すことは相手の話を引き出すこと
につながると思いました。
「アイデア先行か課題解決か」については
個人的にはそれぞれに良い点があると
思うので、使い分けてアイデアを
出し合うべきだと感じました。
このように、今回の活動で学んだ事は
たくさんあるのですが、1番の収穫は
◎付箋は下からではなく、横から剥がすと
貼った時にペラペラしない
ということでした!